はぁ〜。なんてゆうか、ツレないクラスだな。やり辛くてしかたない。
特に真柴を含めた、窓際の後ろ一角を陣取っている5人組。
職員室に戻ると隣のデスクの先生に話しかけられた。
「どうでした?2ーGは?」
「はぁ……。変なクラスですね。」
「そうでしょー?冷めてるわよね、あのクラス。覇気がないっていうかー。
とくに真柴達。厄介よね〜。」
「あの子達は何なんでしょう?」
「うーん。ボス集団?」
「ボス集団?」
「そう。気をつけた方がいいですよー。」
「そうですか…。あと、桃原 渚は来てないのは今日だけじゃないんですか?」
「あー。あの子は私達もよくわからないんだけど、テストだけ受けにきて掲示板に載れば……つまり、50位以内に入ってればいいって話よ。」
「なんですか、それ!?」
「さぁ〜?」
如何にも興味がないと言った様子だ。