「何飲もうかな〜。」

マンゴーもいいし、ミルクティーも気分だしー。

そう悩んでいると、

スポッ


後ろからフードを被せられた。


誰?

後ろを見ると、


柚木くんがフッと笑っていた。



「何飲むの?」

「んー。ミルクティーにしようかな!」

そう答えると、

ピッ

ガコンッ

「はい。どうぞ。」

って奢ってくれた。

「あ、ありがとう!」


柚木くんは何だか照れ臭そうに、
私と同じミルクティーを飲んでいる。

彼は見た目によらず、いたずら好きで、甘党なようだ。