「マズい!警察だぁ!クソォ!」
「誰だぁ!察なんか呼んだのはぁ!」
ドタドタドタドタドタドタ
組員達は、裏口から逃げていった。
「大丈夫ですかぁー!」
はぁ……。遅いよ、警察!
あ、桃原は!?
「桃原、大丈」
「なぎさぁーーーーーーーーー!」
僕が声をかけようとした瞬間、真柴の怒鳴り声が響いた。
「お前、何やってんの?あれからずっと、こんなとこにいたのか!?」
「だって……あいつの親が匠を殺るって、学校に乗り込むって言うから!さすがにヤクザには勝てないじゃん。
だから、人質っていうか、愛人っていうか……それで手を出さないって言うから。」
「お前、本当にバカだな。」
2人は、キツく抱きしめ合った。
よかった、なんとか皆無事だし。
あの2人も仲直りできた。
あれ?僕、2年の終わりまでなんとか穏便にって思ってたのになんでこんなことに関わっちゃったんだろう……。

