君は私のサンタさん*







「愛心ー!」





学校でふと後ろから優馬先輩の声が。





静かに冷たい風が吹く。





その風でさえ、クリスマスを教えているように感じる。





「なんですか?」





「や、特に用事はないけど…あともうちょっとだな。」