5 cm の 恋



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( ( 翌日 ) )


今日の部活動見学どこ行こうかな

棗は希輝とバスケ部見に行くって言ってたし

うちが興味あるものと言えば ‥

『 野球 』


よし 、 野球部でも行ってみようかな


( ( 放課後 ) )


うちは野球場の方へ足を向けた

そこに着くと多分入部希望の1年生がざっと10人くらい居て真剣な眼差しで見ていた。

その子達とはちょっと離れた場所でうちは見学をすることにした。

でも 、 見ていてふと思ったことがあった。多分今はバッテイング練習の最中なんだろう‥それにしても人数が少ない。
グラウンドで野球をしているのは見学に来ている1年生と同じくらいの人数だった。


( あれ?野球って確か9人のスポーツだよね?この人数ってほんとぎりぎりなんじゃ…)


それから30分たったころそろそろ帰ろうと思って立ち上がったところに


「 もしかしてマネージャー希望?! 」

急に明るい声が背後から飛んできた

「 え 。」

「 あ‥れ?違った‥かな?」

あ、この人さっきマシーンにボール入れてた人

「 私 、長田 乃会って言うんだけど‥ 貴女今見てたよね!マネージャー一緒にやらない? 」

どーしよ。でも、特に入りたい部活無いし…。唯一興味持ってるものだし

「 いいですよ 」

「ほんと?!詳しいこと話したいんだけど今から帰るところだったよね‥よかったら明日も来てくれない? 」

「 わかりました、明日また放課後来ます」

その日の部活動見学は終了
早く校門のとこ行かなきゃ。棗待たせてるよね、多分

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というか普通にマネージャーやるの承諾しちゃったけど両親が許してくれるかくれるかどうかなんだよね。

「 栞和~ 」

「 あ、棗!バスケ部どうだった?」

「 うん!よかった!マネさんが居なくて私が入るって言ったらすごい喜んでてね ~ 栞和はどうだった? 」


「 うちは野球部のマネやることにした 」

「 え 、そうなの?」

「 うん 、今日見に行って何処入部しようか決めてなかったし野球好きだしいいかなってね 」

「 そっか 、でも入部する所決まって良かったね 」


「 やって行けるかは心配だけどね 」


苦笑しながら私は答えた

空を見たとき、まだ青空が広がっていた




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