さんにんものがたり。

「な、なんですか?」

こわい

威圧感


「てかなんで敬語なの?笑」

それはあなたがこわいからです!

とかいえないよね…

「べ、別にいいじゃないですか!」


「ふーん、まあ関係ないよな俺には」


改めて佐田悠真って

近くで見れば見るほどかっこいい

これは事実

認めたくないけど、これは世にゆうイケメンだ

そりゃこの顔はもてるよ

はぁ

なんでこんなイケメンなひとの彼女役しなきゃなんないの



もう

可愛くなりたい


可愛くなりたい…

「…可愛くなりたい」


「は?」


えっ

「こ、声に出てた?」


「はっきり聞いた。可愛くなりたいって笑」

笑ってる!

笑ってもかっこいいんだな
  
「事実ですもん!可愛くなりたいって毎日思ってます」


「可愛くならんくても、もう可愛いじゃん」


え?


そんな笑顔で

君が言うから

わたしは何も言えない


顔が赤くなる

苺みたいに

「顔。赤くなってる」

そう言ってほっぺをつねる佐田悠真


「い、いひゃい」


「ははっ、お前可愛いな」


あ、またその笑顔


その笑顔なら許しちゃうよ


「こんな大役背負わしちゃってごめんなほんと。」


「謝れるんだ!」


謝るなんて思わなかった