**** 夕御飯の時間になり、 春木くんが何度も私に話しかけてくる。 「センパイ。いい加減機嫌直してくださいよ……」 「…………」 バカ言ってもらっちゃ困る。 機嫌を損ねたとか、そういう一時的な感情じゃない。 私は春木くんのことが"嫌い"になったのだ。 「センパイは……俺のこと嫌いですか?」 「…………」 「俺は、センパイのこと好きですよ?」 「っ……」 思わず口に含んだご飯を吹き出しそうになる。