その日の放課後、 私はいつもよりゆっくり目に家へ帰った。 昨日、春木くんにうちの合鍵を渡した。 春木くん、もう家に帰ってるかな。 できればあんまり会いたくない。 でも、同居を認めてしまった以上、 それは物理的に不可能になってしまった。 一華とファミレスなどで時間を潰そうとしたけど、 あいにく一華はバイト。 私の逃げ場もなくなり、 嫌だ嫌だと思っているうちに とうとう私の家に着いてしまった。