「もう!春木くんのせいで今日1日散々だったよ……っ」 その顔を見た瞬間、 私のなかに溜まっていた不満がつい口に出てしまった。 ちがう。 春木くんのせいじゃない……。 そんなこと分かってるのに もう止まらない。 「生傷増えましたね。」 「春木くんとの噂のせいで足掛けられたり、紙ごみ投げられたり……っ」 いじめられることがそこまで悲しいわけじゃないのに、 関係のない春木くんに八つ当たりしてる自分が嫌で、 涙が出た。