サラサラ風になびく髪。 その隙間から覗く瞳は、夜の町にそぐわずキラキラと輝いていた。 「結婚式は海の近くでやりましょうね。」 「え……」 い、今なんて!? 突拍子がなさすぎて、自分の耳を疑う。 「センパイ震えてますよ。寒いんでしょ。 早く行きましょう。」 「ま、待って!!今…春木くん、何て言ったの!?」 「来年までお預けです。」 「えっ、ちょ、春木くん!待って!」 私の人生、まだまだ小悪魔系男子に振り回される予感……。 end