朝 目覚めて、朝日に照らされる春木くんの顔を見る。 愛しくてしかたのないその人を見ながら 私は声を殺して 泣いた。 ありがとう、春木くん。 もう不安になったりしないよ。 何日会えなくても、きっと寂しくなんてならない。 昨日何度も囁いてくれたあの呪文が 私をひとりぼっちにさせない。 私、頑張るから。 その日の夕方、私と春木くんの同居は終わりを迎え、 春木くんは新しいアパートに向かっていった。