「春木くん……」
暗闇のなか、春木くんが体を起こしたのが分かった。
「来てくれたんですか。」
「うん。」
「ホント、俺、今日だけは止まらないですよ。」
「うん……。いいよ。
言ったでしょ。春木くんになら何されてもいいって……」
「じゃあ、おいで。」
差し出された手に自分の手を重ねた。
あ……
春木くんの手も熱い。
「服脱いで。」
「ん……」
触れ合う肌が
重なる唇が
私の全部が
春木くんを求めてる。
「好きだよ、凛。」
それは私を安心させる呪文。
その心地いい魔法のなか
私は春木くんに深く深く落ちていった。



