「センパイは寂しかったんですか?」
「当たり前じゃん!
やっぱり……私……」
「センパイ。」
春木くんの瞳が急に真剣な色になった。
「俺、荷物も少ないし明日の夜出ていきます。」
「そう……」
「だから……今夜、センパイを俺に下さい。」
「っ……は!?」
下さいって……!
「もちろん嫌なら諦めますけど。」
「……っわ、私……」
私と春木くんが……?
春木くんは安心する笑顔を浮かべた。
「ま、なんにせよ、俺はセンパイのこと……好き……ですから、不安だとか寂しいとか思うことなんてないですよ。」
春木くんの安心してほしい、という気持ちが心の中にまで染みていって、私の心を温めた。



