「別にいいじゃん。好きになってもらえる分は。」 「だから!まだ好きだなんて決まってない!」 その時、井波くんがスリーポイントシュートを決め、 思わず立ち上がって拍手をした。 周りの女子みんな立ち上がって応援しているし、たいして私は目立たなかったはずだけど、 井波くんは私を見てピースサインを向けた。 そのキラキラした姿にドキッとなる。 「ほらね。やっぱり。」 隣で一華が楽しそうに私を見た。 「違うってば……」 私は慌てて顔をそらした。 ヤバい……。 顔赤くなっちゃった。