その日、井波くんは部活だったみたいで、教室ですぐに別れた。
井波くんは、明日また話そう、と言ってくれた。
良かった。
この調子ならきっと仲良くなれる。
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次の日から私と井波くんは少しずつだけど話すようになった。
10分休みとか、お互い暇なときになんとなく話すような。
縛られ過ぎず、やりやすい。
そのうち井波くんの友達の男の子たちとも話すようになって、
クラスの男子を恋愛対象として見る、という私の目標は結構達成された。
どの人も話してみればみんな優しくて、今まで変に身構えていた自分をもったいなかったと思った。



