「いやっ…」 私は春木くんを必死に振り払う。 「早く出てって。私とお父さんとお母さんの家から出てって! 春木くんなんてだいっきらい!」 私は怒りと悲しみに任せて春木くんの頬を思いっきりぶった。 乾いた音が部屋に響き、春木くんは私から離れた。 「……分かりました。」 数秒後、春木くんは2階に上り、荷物をまとめ始めた。