それと同時にチャイムが鳴り、野次馬も去っていく。 「先生!春木くんは……?」 保健の先生にそう声を掛けた。 「中央病院に行ったわ。 きっと大丈夫だから、お見舞いなら授業が終わってからにしなさいね。」 「分かってます。」 まだ隣にいた後輩が焦った様子で私と保健の先生の顔を交互に見た。 理由は私が決意した目をしていたから。