「……凛……」 「もっかい。」 「凛」 自分のおでこを春木くんの胸にコツリと当てる。 「観覧車のおまじない。知ってる? 頂上でキスするとずっと幸せでいられるっていうの。」 「知ってるよ。」 顔に熱が帯びていて、視界が潤む。 キラキラした下界の景色が 滲んだ。