「大丈夫?」 「え。私?」 「他に誰がいるんですか。」 春木くんは温かいココアを私に手渡した。 私が寒がってるの気づいてくれたんだ……。 「ありがとう。」 買ってきてくれたココアが堅くなった心を少しだけ溶かしてくれた。 **** 数十分後、観覧車の順番が回ってきて、 私たちはまだ新しいゴンドラに乗った。