「センパイ、喉乾きません?」 「え……ううん。大丈夫。」 「じゃあ、俺喉乾いたんでちょっと並んで待ってて下さい。」 「分かった。」 春木くんはニッコリ笑うと、 ジャケットのフードを被って売店の方へ早歩きで行ってしまった。 一人だ。 周りを見渡すと、やはり彼氏彼女ばかり。 一人でいる自分が恥ずかしくなった。 早く戻ってこないかな……。 そう思っていた時、 肩をポンポンと叩かれた。