「嫌だ~、怖い!」 「こっちおいで。」 結局また春木くんに負けた…… 春木くんの肩に顔をうずめる。 悔しいな。 私の方が年上なのに一歩前を歩くのはいつも春木くんで……。 片目だけでお化け屋敷の様子をちょっと覗いてみる。 怖いもの見たさってやつ。 そんなことをしていたから、 いきなり覗いていた側に、大きな音と共に女の人のドアップが映し出された時、 春木くんの耳許で絶叫してしまった。