ペースが落ちることなく、 行きの半分の時間で自宅に着いた。 「ハァ、ハァ」 疲れた…… リビングに入ると、ずっと力強く握られていた腕が手放された。 腕の掴まれていたところは白くなっていた。 「は、春木くんっ……」 春木くんは冷たい表情のまま私を見下ろした。