「春木くんって想像と違う……」 「お金持ちのボンボンに見えます? 実家は貧乏じゃないけど、バイトじゃなかなか稼げないんです。」 春木くんの健気さに少しずつ同情していく。 「で、でも…… 男女が一つ屋根の下っていうのは……」 「俺、なんにもしませんよ?」 ズッキューン!! う、上目遣い可愛すぎっ!! 「もう!とりあえずおいで!!」 こんな可愛い子、放っておけないもん! 私は春木くんと一緒に、 残りの道のりを歩いた。 二人だと、一人の時よりもずっと安心して歩くことができた。