「だから私にそんな勇気……」 「ない、なんていってる場合ないよ! ボーッとしてたら誰かにとられちゃうよ?」 誰かに…… それは すごい嫌かも。 「でもフラれて、気まずくなって家出ていっちゃうくらいなら 今のままでも十分楽しいし……」 「バカだね……」 一華は私にでこぴんをした。 「他に彼女ができちゃったら気まずくなくても普通同居なんてやめるからね?」 ズキ…… それは 確かにそうだ。