「もっかい言って。」 春木くんの腕の力が強まると、 より深く春木くんの胸に私の顔がうずまる。 「……行かないで。」 「ハハッ…… 今、最高に嬉しいかも。」 「何言って……」 「ねぇ、センパイ。 もうちょっとこうしてたいって言ったらパパさんに電話する?」 私は春木くんの胸のなかで首を横に振った。