それから数日、親子二人きりで楽しい休日を過ごした。 久しぶりにお父さんとゆっくりできて、確かに楽しかったのに、 ちょっとだけ ほんのちょっとだけ 早く春木くんが帰ってくればいいな、って思った。 私って親不孝者…… 春木くんが帰ってくるということは お父さんがまた福岡に行ってしまうということなのに。 「なんで……」 夜 収拾がつかなくなってきた自分の気持ちを憎んで、 少しだけ 泣いた。