翔side センパイと同居を始めてから3カ月が過ぎた。 季節は真夏。 俺たちは夏休みを満喫していた。 「春木くん、お昼出来たよ!」 「はーい」 「また勉強してたの?」 机の上に広げた数学の問題集を見て、 センパイは首をかしげてそう俺に尋ねた。 「とっとと宿題終わらせてゴロゴロしたいんです。」 「アハハ…計画的なんだね。さすが!」 私はまだ何にも…と、センパイは頭をかいた。