小悪魔系男子と甘々同居中♡





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部活が終わり、後輩たちにまた詰め寄られる前に一華と美術室を出た。




「もう、あの子たちも冗談が過ぎるよね。」



「そうかな……」



「え?」



一華は私の顔を見ながら呟いた。



「あながち冗談じゃないかも。」



「い、一華まで!!」



「だって凛可愛いもん。」



「みんな私のこと買いかぶりすぎだよ……」



「そう思ってるのは凛だけかもよ?」



「……そんなこと言うなら一華の方が……」



「ハイハイ。どうもありがとう。」




一華は棒読みで私にお礼を言った。



信じてない……



私より一華の方が大人っぽいし、上品だし、全然可愛いのに……



私は納得できない気持ちをなんとか飲み込んだ。