マンガみたいな事が起きました。*college life*

「今日は、入学……ンッ!」


今日は、入学式だってば!

と言いたかったのに。

私の唇は渉によって強引に奪われた。


目をきつく閉じると、
後頭部を押さえる手が徐々に頭を撫でていく。


髪の一本一本が溶けていくような
優しい撫で方。


次第に許してしまうのは、
渉の魅力が凄まじいからだと思う。


それは、あれから2年ほど経つ今でもそう感じる。


これでもかってくらい酔わされて、
私は唇を犯されていく。


トロンとしていく。



どうでもよくなっていく。



渉の手が鎖骨に触れて、
私は甘い吐息を漏らす。



渉は私に濃密な朝をプレゼントしてくれた。