また会えない日々。
仕方のないこと。
蒼汰が夢に向かって頑張ってるように
私も頑張らなくちゃ。

負けられない。

そしてあの日からもう一つ変わったこと。

蒼汰がいつも送ってくれた景色の写真が
蒼汰自身も映った物に変わったこと。
時には帽子を目深に被ってたりもするけど
でもそれでも嬉しかった。

あぁ、やっぱり夢じゃない。
私は蒼汰の彼女なんだ・・・

そう思えたから。

でもだからこそ
私が蒼汰の夢を邪魔する存在にはなりたくない。
だから私は私の選んだ夢を追いかける。
そんなふうに思えた。