君に出逢えた奇跡

「日向、ヒロトが言わなくても
こうなるのは何となく気がついてたし‥気付かないふりをしてたのも私だから。」

「でも‥美空。」

「日向、いいの‥でも、ありがとう。」


自分の事のように心配してくれる日向が居てくれるから、私はここに居られる。

「ヒロト、私の美空をこんなに傷付けて‥
許さないんだから‥」

「日向、ヒロトだけが悪いわけじゃないから。」

「美空〜～。」

ギュッと抱きしめてくれる日向は
とてもあたたかくて
心が癒やされる。




日向が居てくれて
本当によかった‥心からそう思った。