"美空、年末は忙しすぎてイヤになる" "美空、明けましておめでとう" いつも一方的なメッセージ。 たとえ返事を返しても 返ってこないけど‥ でもそれは 切れそうで切れない繋がった糸。 ただ時間だけが過ぎていく。 私が思うより 蒼汰にとっての私の存在は大きなものじゃないのかもしれない。 きっとただ、私の中の蒼汰が勝手に大きくなりすぎただけなのかもしれない。