不純な理由で近づきました。





「ボクと同じ髪の色をしてるこっちが一番上のイリアで、隣が二番目のサユ。
ボクの隣が妹のユスラね」


「初めまして」



ペコ、とわたしは軽く頭を下げた。



アイボリー色の柔らかにウェーブしている長い髪。


真っ青なブルーの瞳に華やかな顔立ちの人がイリアさん。



黒髪にボブ、カインくんよりも濃いグレーの瞳を持った人がサユさん。


口元にあるホクロと瞳が妖艶で、大人の女性という感じ。


一言で表すと色っぽい。



紅茶のような赤茶色の髪に色素の薄いブルーの瞳を持った子がユスラさん。


高い位置で二つに結んでいる髪は毛先でくるんと巻かれている。


かわいらしい見た目とは裏腹に、さっきの様子を見ると一番しっかりしていそう。



「よろしくね、六花ちゃん」


「これから仲良くしましょう。いろいろな意味で、ね」


「ユスラです。お兄ちゃん共々よろしくお願いします 」



………うん。しっかりしてる。


見た目はすごくかわ……あれ?


この服見たことあるような。


どこで見たんだっけ、と首を傾げるわたしをふわりと甘い香りとスパイシーで蠱惑的な香りが包んだ。


ついでグイッと体が後ろへ引かれる。



「あぁ、もう六花ちゃんってばほんとにかわいいわぁ。
新しく妹に欲しいぐらい!」


「ど、どうも……」