決着⑦



『うっうるさいなぁ、俺はいざとなったら頼もしいの~』


『ん~ホントかなぁ。』
『ホ・ン・ト!』



『わかったっじゃあ、頼りにしてるねっ秀ちゃんっ。』

背中越しで表情は見えないが、きっと千鶴は笑ってる気がした。


『・・・千鶴っ』

『ん??』


『俺一生懸命働くから、そして千鶴を絶対幸せにするからっ。
約束するよっ。・・・愛してる。』

そう告げると、千鶴の腕が首にかかってきて、後ろから抱きしめてくれたのがわかった。

『ありがとうっその約束絶対絶対絶対守ってねっ。

私も愛してるよっ。秀ちゃんっ』

そして首筋に柔らかい何かが触れた。


ありがとうなっ、千鶴。


さぁて明日からいっちょ頑張りますかっ!!。


そして、俺はまた明日からの源一さん対策を練り始めるのだった。



おしまい。