「ふぅ!できた〜、チョコマフィン」
とりあえず、翔也に渡したくてメールしてみた。
☆ねね!チョコマフィン作った~!いるー?
★んー明日は空いてないんだよね。
☆そっかー残念。
しゃーない。龍と成也にでも渡すかー。
てか明日イベントじゃん。早く寝なきゃ。


フー!お疲れ。イベント終わりはラーメン。プロデューサーさんにも、連絡してと。ふぅ。家はほっとする。
なんか誰かと電話したいなって思って久々に、颯斗に連絡してみると暇だったらしくすぐでた。
颯斗の、友達二人がいた。どっちもあんまり知らない人だった。
すごいノリよくて面白いなーって思ったのが印象。
んで…オール。はぁやっちったー。
ずっと電話しとった。そんで5時くらいにコンビニ行きたいなーっていったら颯斗たちも行くって言うからついてった。後から思うとうちってつくづく最低だなって思う。
そのとき颯斗くんと一緒にいた貴之っていうのがいて、そのこも後輩なんだけど、なんだか好意を抱かれてるっぽくて。
コンビニでバイバイしたあとにも少し電話したりした。
でもなんだろう。少し怖くなってきて、彼氏がいるっていってもしつこかった。
後から思うとうちに対してのバツだったのかななんて。
貴之がしつこかったのは、主にメール。暇があるとすぐにしてくる。その内容もストーカーのような怖いものだった。
学校では、前を通ると周りの男の子に冷やかされることは度々。メールでは、「手振っていい?」とかよくくる。
告白もちょくちょくされたけどかるいかんじにしかは
あまりにしつこいから、ある日ちょっときつく言った。
連絡は来なくなった。

連絡が来なくなったのはよかったが