−100℃の恋

「なんだか良くわかりませんが…大丈夫ですか?」


天音にそう言われれ、雫は我に返った。


「へ?!あっ!あぁ。へーきへーき。ごめんなさい。驚かしちゃって。あ、もうじき先生が戻ってくる頃かも。帰りの支度済ましちゃうから、また後で話そうね。」


そう言って、自分のロッカーの中に入ってるコートとマフラーを取りに行く。


しばらくしないうちに、凌が戻ってきた。

「席について下さい。これから、明日からの予定を説明します。」


雫はボケーっと凌のことを眺めていた。


「冷たい人……冷徹……無感情……。」


頭の中はその言葉で埋め尽くされていた。


そして、HRは終ったのだった。