猫と君と私。【短】






「ねえ、彼女にしてあげるよ」






彼女!?






やばい嬉しい泣きそうだよ〜泣






「よ、よろしくお願いしますっ!」






少し裏返った声だけど





瀬戸くんはふわっと笑って






頷いた。







そんな仕草もかっこいい…






と思ってガン見してると





「だから、みすぎだよ。これからずっと見てられるんだから今は大人しく















抱きしめられてよ」








「えっ」




その瞬間瀬戸くんの甘い香りが私を包んだ。