猫と君と私。【短】







あのままあそこにいても気付かれそうだしね






廊下に出ると人がたくさんいてガヤガヤしていた






その人混みを避けて階段を降りる。







するとあたし以外に階段を降りてくる足音が聞こえた






特に気にすることもなく階段を降りて下駄箱に行くと






ねえ





と声が聞こえて顔を上げると、瀬戸くんが立っていた