真冬の紅葉が散るように

のっぽは歩き出した。




カラン、と乾いた音が響いて一気に外気に晒され、身震いする。



恐る恐る、私は口を開いた。



「これから…なにするんですか。」




「面白いこと。」




「え?」





私はチビの答えに首をかしげる。





「だから、これから四人で面白いことするの。」




「面白いこと…?」