綾は生理が遅れていることに気付いた。

綾は怖くなった。もちろん誰にも言えなかった。

そんな綾を心配そうに見ていた人がいた。
みくだった。みくは綾の体調が悪いことに気づき聞いてみた。

「綾。なんかあったの?」

「な、なにもないよ」

「いや。うそだね。」

綾はむきになって

「なにもないってば!」
と怒ってしまった。
そんな綾を見てみくはなにかがあったんだと、確信した。