あの日、青春のど真ん中で

彼女はいつも本を読んでいた。


暖かい太陽の光を浴びながら、純真で無垢な瞳で、優しく微笑みながら本を読んでいるようなそんな女の子だった。


誰も彼女の良さに気が付いておらず、彼女がたまに見せる笑顔はとても愛らしいものだった。


けれど、はやく地元を離れたい…と当時流行っていたTwitterで投稿していたりしていたから。