さっきのことにビックリしてしまって、思わず電車を降りてしまった。
あはは・・・・・遅刻、決定。
「・・・・・私、なにやってるんだろ」
そう呟いても、突っ込んでくれる人間は誰もいなくて。
空へ続くような長い線路だけが、私の視界に入っていた。
◇
「ハルカってばおバカー。そんなことで遅刻してんじゃないよー!」
お昼休み。ドーナツを食べながら亜佑美が私を見て呆れている。
その隣で優樹は爆笑していた。
「きゃははっ♪ハルカってホントかわいいーよねっ!」
「あの駅で降りたら完全に遅刻決定っしょ!電車来なくて、大変だったんじゃないのー?」
結局、私は2限目の終わりに登校した。立派な遅刻だ。
担任の先生に、バッチリ叱られてしまった。
「だって、まさか目が合うなんて思わなかったんだもん。今まで、そんなチャンスなかったし・・・・・」
「まあー。ハルカにしても大胆な行動だったかもねっ!やるじゃんっ♪まさはいいと思うよっ。そーゆーのっ」
「あはははは!そいつもビックリしただろうね。目を開けたらハルカが、ガン見してんだから」
優樹は笑いながら二つ目のシュガーレイズドを頬張った。
最近みんなでシュガーレイズドにハマッてるから、遅刻ついでに買ってきたんだ。
あはは・・・・・遅刻、決定。
「・・・・・私、なにやってるんだろ」
そう呟いても、突っ込んでくれる人間は誰もいなくて。
空へ続くような長い線路だけが、私の視界に入っていた。
◇
「ハルカってばおバカー。そんなことで遅刻してんじゃないよー!」
お昼休み。ドーナツを食べながら亜佑美が私を見て呆れている。
その隣で優樹は爆笑していた。
「きゃははっ♪ハルカってホントかわいいーよねっ!」
「あの駅で降りたら完全に遅刻決定っしょ!電車来なくて、大変だったんじゃないのー?」
結局、私は2限目の終わりに登校した。立派な遅刻だ。
担任の先生に、バッチリ叱られてしまった。
「だって、まさか目が合うなんて思わなかったんだもん。今まで、そんなチャンスなかったし・・・・・」
「まあー。ハルカにしても大胆な行動だったかもねっ!やるじゃんっ♪まさはいいと思うよっ。そーゆーのっ」
「あはははは!そいつもビックリしただろうね。目を開けたらハルカが、ガン見してんだから」
優樹は笑いながら二つ目のシュガーレイズドを頬張った。
最近みんなでシュガーレイズドにハマッてるから、遅刻ついでに買ってきたんだ。
