ある日二葉に「話しかけたいから一緒に来て」
と言われた。


二葉の好きな人は隣のクラスの板橋 咲人くん。

小柄で小さくて二葉とはお似合いだと思った。



二葉は少し顔を赤くしながら挨拶してた。

私はそれを横で見ていた。


板橋くんは私達を驚いたように見て小さな声で「おはよ」と言った。

二葉はとっても嬉しそうに喜んでいた。


板橋くんと二葉が早く上手くいくといいな。


心からそう思った。


それからも二葉は挨拶したりして話していた。

二葉があんな積極的に話しかけるなんてとびっくりした。


二葉も本気なんだなって、思った。




私も理想の人見つけないと……そんなことを考えながらいつものようにぼーっとしていた。