実はこの北アメリカ航空宇宙防衛司令部の『サンタクロース追跡』は、現実に行われている。

『ノーラッド・トラックス・サンタ』として、毎年サンタクロースを追跡しているのだ。

冷戦の真っ只中の55年からコーナッド(中央防衛航空軍基地)が開始したものを受け継ぎ、04年で50周年を迎えた。

きっかけは、コロラドにある大手スーパー が、子供向けにサンタクロース・ホットラインを開設した時の広告に、間違えた電話番号を載せてしまった事である。

その番号は偶然にも当時のコーナッド司令長官席へのホットラインで、子供からの電話に、ハリー・シャウプ大佐が『レーダーで調べた結果、サンタが北極から南に向かった形跡がある』と、回答して以来の恒例行事になったと言われる。

グッジョブ大佐。