Pure’s






「菜緒、今日俺マジドキドキなんだけど!菜緒可愛いから…」


「そんな事ないよ。」


私は輝に言う。


なんでだろ。


輝に可愛い言われてもドキドキしない…。





おかしいよ…。


やっぱり……




すると


「お待たせ!」


「おせぇよ!」


……え……


彰君達が来た。


彼女さんも浴衣。


青地にピンクの花柄。


やっぱり綺麗だし似合うな。




小さくて見た目幼いから…。


だめだめだぁ。


――ドキッ


彰君と目が合う。


私は目を逸らす。


「悪いな。遅れて。由香里が用意すんの時間かけてて…」


「女の子は用意に時間かかるの!」


「はいはい。」


彰君と彼女さんの楽しそうな会話を聞くと胸が痛む私がいる。


なんでよ…。


すると


〈ドーーンッ〉


「あ、始まった。綺麗!」


私は花火を見る。


六年前は


彰君と手繋いで花火を見たのが最後のデートだった。


私は急に思い出す。


だけど


今はお互い別々の幸せがあって…


花火を見ているのに切ない気持ちになった。



気が付いたら隣には彰君が。


彰君は私を見てにっこりと笑う。


―――ドキッ。


どうして


こんなに切ないんだろう。


なんで


また私は彰君を好きになっちゃうの……?





「菜緒、俺…トイレ行くな!」


「あ、あたしも!」


すると


突然輝と彰君の彼女さんはトイレへ。


行っちゃった…。


すると


「浴衣似合うじゃん。」


彰君は笑って私に言う。


――ドキッ。


顔が熱く心臓はやばい。


彰君は


私をドキドキさせるのが上手いよ…。


私は花火を見る。


まるで昔に戻ったみたいだった。


彰君と二人で花火を見てる間はすごくドキドキしたよ。