Pure’s



――――……


「はい!みなさんバスに乗って下さい!」



先生に言われると私達はバスに乗る。


もう


終わりなんだね…。





「菜緒、楽しかったな。」


「うん。」


隣には彰君。


やっぱり胸は切なく痛む。


あー…


彰君にドキドキする度、輝に悪いと思う私がいる。


その後、彰君は私の隣…爆睡。


寝顔…相変わらず可愛い。



彰君。


私はやっぱり彰君が好きで。


この気持ちをどうしたら良いかわからないよ…。



彰君とは友達でいたいのに………。



校外学習はこうして終わったんだ。


それからは輝とも相変わらず仲良く付き合い、彰君とは友達として付き合い…


変わらないようにしてたんだ。



彰君は友達。


輝は彼氏として仲良く。




そうして時は流れ…





――――7月。



「花火大会…?」


「そう!菜緒、彼氏と行く?」


花火大会かぁ…。


私は真実とお昼を食べながら話す。


「輝行くかな…」


「浴衣着たら?」


「いいね。」


浴衣…かぁ。



すると


「菜緒!」


……あ………


「輝!」


輝が教室に入って来た。


「あのさ!由香里がな!俺とお前と由香里と由香里の彼氏でダブルデートしようって!」


「……え!?」


前、ダブルデート拒んだのに…


「花火大会!行こうぜ?お願い!浴衣で!」


……え……


彰君も来るんだよね…


「行こう?」


輝は私に言う。



「う、うん。」


断れないし…。


「ありがとうな!!」


「いえいえ…」


「じゃ!また放課後!」


そう言うと輝は教室を出た。


花火大会…かぁ。


彰君と彼女さんも一緒…かぁ。