―――………
「菜緒。」
「ん?」
お昼を食べると彰君は…
「おばけ屋敷行こう!」
……と、突然言い出した。
……え!?…
「む、無理!無理!」
「俺がいるじゃん!」
「こ、怖いって!」
「いいから。」
………う………
彰君の意地悪ー!!
結局…
「きゃああ…」
私は涙目でおばけ屋敷へ。
彰君は平然とした表情。
は、早く出たいよ!
体が震える。
すると
―――ギュッ。
彰君は突然、私の手を握った。
………え………
――ドキッ。
「こうすれば怖くないだろ?」
彰君は笑って言う。
いつもそうだ。
彰君に私はドキドキさせられまくりだよ。
いけないのに…。
彰君に私は惹かれる。
ねぇ
彰君……。
私はどうしたらいい?
どうしたら彰君を忘れられる…?
すると
「きゃあああ!」
突然おばけが出て来て私は慌てて彰君に抱きつく。
「はっ!ごめん!」
おばけから離れると私は彰君に言い離れる。
「いいよ。怖がりだね、菜緒って。」
「あはは…」
「大丈夫。俺が菜緒守ってやるから。」
彰君は笑って言う。
彰君……。
やっぱり
私…………。
――――――……
「あー…疲れた。もうそろそろ集合場所行こうか。」
「うん。」
おばけ屋敷の後、彰君と他のアトラクションに行くと気が付いたら集合時間が近付いてた。
もうデートみたいな校外学習は終わり…。
あー…
寂しいな。
輝に悪いと思いつつも私は彰君を好きなんだ。
だめだね。
今日でわかった。
やっぱりあの頃と気持ちは変わらないって。
だめな私……。


