Pure’s





――――――…


「彰君、ありがとう。でも本当にいいの?」


私と彰君はジュースを飲みながら話す。


「何が?」


「わ、私といてつまんないかもよ?」


私は彰君に言う。


「つまんなくないよ。菜緒が落ち着いたらまた絶叫系乗せるつもりだし♪」


「……え……」


「菜緒のビビる顔面白いし!」


「も、もお…」


彰君ってば…。



「きっと楽しいよ。菜緒と一緒だから。」


彰君はにっこりと笑って言う。


――ドキッ。


そうやって


彰君は突然私をドキドキさせる。


彰君…。


「コーヒーカップ…あれなら乗れる?」


「うん!」



私達は少し休むとコーヒーカップへ。


周りから見たら私達はカップルに見えてるのかな。



今は違うのに…



まるであの頃に戻ったみたい。


二人一緒だとなんでも楽しい。


二人ではしゃいでたあの頃を思い出す。



神様は意地悪だ。



離れて忘れたかったのに


また私達を再会させた。



そのせいで


私の中で彰君は大きな存在になる。


忘れたはずが、余計好きになる。


彰君…



過去にできないのはきっと


私だけだよね…?



今の瞬間がずっと続けば…って思うの。


私は本当に本当にだめな女。


輝にも彰君にも良い顔はしたくないの。


どっちもなんてだめだから。



なんとかして…この気持ちを。



「彰君、回しすぎ!」


「いいだろー!」



私達は二人で遊園地を楽しんでた。



まるでカップルみたいに。



彰君に嫌われたいよ。


なのに


彰君は私とちゃんと向き合うんだ。


だから逃げられない私。




さっさと消えちゃえばいいのにこんな気持ち。


願いはただそれだけなのに叶わない…。