Pure’s




―――――


「はい、今から班行動ねぇ!!」


先生が言うと私達は遊園地へ。


「菜緒、俺…あれ乗りたい!」


「………え………」


彰君が指さしたのはかなり怖そうなジェットコースター。


「む、無理!」


し、彰君…。


「いいね!あたしも賛成!」


「俺も!」


げっ……


他のメンバーも賛成。


「そういう事だから♪」


「嫌だぁ〜っ……」


みんなに無理矢理乗せられる事に。



な、なんでぇ!?









――――


「楽しみ!」


隣ではワクワクした表情の彰君。


私はというと…

………うっ…………

顔は青ざめ固まる。


「菜緒、大丈夫?」


彰君は私を心配した表情で見つめる。


「だ、大丈夫じゃないかも…」


私は彰君に言う。


すると


……………!!


「こうすれば平気?」


彰君は私に聞く。


――ドキンドキン…


彰君……。


彰君は私の手を握ったんだ。


「あ、ありがとう…」


ひゃああ…


彰君っ……。



すると


……………!!


ジェットコースターが動き出す。



やっぱり



嫌ぁー!!








―――――――


降りるとみんなが満足する中、私だけ一人しゃがみ込む。


あー…辛いよ。


やっぱり絶叫系苦手…。


……う……


「菜緒…大丈夫か?」


彰君は私の頭を軽く叩き聞く。


「やっぱり絶叫系苦手だぁ…。」


「みんな他の絶叫系乗ってくるって。菜緒休む?俺、付き添うよ。」


彰君は私に優しく言う。


「でも、彰君も絶叫系乗りたいんじゃ…」


「一回乗れたし、休んだら菜緒行けそうなの一緒に行こう。」


彰君は優しく笑って言う。


彰君……。