「なんか懐かしい。小学生の時を思い出すな。」
「……うん。」
彰君の手を握って寄り添って眠ってたね。
でも今
私達は……。
《校外学習、菜緒と回りたかったな(>_<)》
携帯を開くと輝からそうメールが。
輝、ごめん…。
彰君と班同じなんだ。
それ知ったら怒るよね。
でも…。
「遊園地。楽しみだな!俺、絶叫系大好きだし!」
「えー?私、苦手…」
「だめ!無理矢理乗せる!」
「ひどーい!!」
私が言うと彰君は笑う。
友達だよ…友達……。
そうだよ…。
「あ、菜緒。そうだ、これ。」
彰君は音楽プレイヤーのイヤフォンを片方私に渡す。
「………え………」
「新曲。一緒に聞こうぜ?」
「うん…」
私はイヤフォンを耳につける。
二人で同じ曲を聞く。
私は彰君を見る。
私が見ると彰君はにっこりと私に笑いかける。
―――ドキッ。
だめだ。
また私は彰君にドキッとしちゃった。
輝といる時とは違う感覚。
それはいけない感覚なのに…。
私はまた彰君に……。
音楽を聞きながら色々考えていた。
だめなのに……。
気がついたら彰君は眠っていた。
私は音楽を止め、彰君と自分のつけたイヤフォンを外し私も眠った。
彰君。
一緒にいると切ないよ。
なんで…?
―――――
「菜緒、行こう。」
「う、うん。」
着くと私は彰君とバスから降りる。
校外学習……かぁ。
彰君と同じ班……。
班のメンバーは私と彰君の友達と真美と彰君。
楽しくやれると良いなぁ。
彰君といるのは複雑だけど…
私、ちゃんとしなきゃ。
彰君は…友達だもん…。
友達……。


